要約
・FXとは、通貨同士の価値変動によって損益を得る取引
・差金決済という仕組みで、所持金以上のお金を取引することができる。これがレバレッジ
・チャンスとリスクは表裏一体。大きく稼げるチャンスがあるということは、大きく損するリスクがあるということ。
皆様、お疲れ様です。
私も、お疲れ様です。
ぼたん。です。
一日働いてクタクタ。もうご飯を作ることさえ面倒くさい。でもお腹は減ってしまう。しかしお金は株式投資に回したい。
そんな私の救世主が、「ふりかけ」です!
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それでは、本題に入りたいと思います。
本日は、ぼたん。戒めシリーズ「FX編その1」です。
FXとは
FXとは、外国為替取引、または外国為替証拠金取引のことを指します。
すごく簡単に言うと、世界に存在している通貨は交換することができますが、その価値は常に一定ではありません。そこで、その価値の変化を利用してお金を増やしたり減らしたりする。それがFX=外国為替証拠金取引です。
この「証拠金」というところが重要で、FXでは「差金決済」と呼ばれる方式で取引を行いますので、取引の度に円をドルに換えて、またドルを円に換えるわけではなく、決済後の「損益」の受け渡しのみを行っています。
FXでお金が増える仕組み
通常、1ドル100円のときに1,000円をドルに換えると、
X×100=1,000
X=10
よって、10ドルとなります。
一方で、この10ドルを口座に預けていたら、世界情勢の変化で1ドル=110円になったとします。そのときに、ドルを円に換えると、
10×110=X
X=1,100
となり、なにもしていないのにお金を100円増やすことができました。FXでお金が増える仕組みは、大雑把に言うとこのような仕組みでできています。
※実際には売買において手数料が発生したりしますので、多少の幅があります。
レバレッジ
前述では、100円が110円になったら、と簡単に書きましたが、通貨同士の価値は一定の幅でゆっくりと推移しており、短期間で大きな変化が起きることは稀な事象です。(通貨ペアにもよりますが)
直近、3月の世界情勢不安では、数日から数週の間で大きく価値が変動しましたが、言うなればそれほどの事態が起きない限りは安定して推移しています。
では、どうすれば爆益となるか。簡潔にまとめると方法は3種類あります。
①値動き(通貨同士の価値)が激しく変化する通貨の組み合わせでお金を交換する
②一度に大量のお金を換える
③価値が大きく変化するまでひたすら待つ
①については、リスクは上がりますが誰にでも挑戦権があります。
③についても、時間はかかりますが誰にでも挑戦権があります。
しかし、②については種銭(最初から投資に使えるお金)が少ない人には挑戦権がありません。それでは爆益を得られず、好機を逃してしまいます。所詮は金持ちの遊戯!さすが大人は汚い!

、、、冗談です。
安心してください、挑戦できますよ!
それは、「レバレッジ」という仕組みです。レバレッジとはてこの原理のことで、実際にもっている金額以上に、通貨を換えることができます。
しかしご注意を!FXは「差金決済」と上述しましたので、この通貨交換は必ず元に戻さなければなりません。
換えっぱなしで丸儲け、とはいかないのです。
シミュレーション レバレッジ1倍
■【円→ドル】 レート:1ドル=100円 所持金1,000円
Xドル×100円=1,000円
Xドル=10ドル
10ドル
■【ドル→円】 レート:1ドル=90円 所持金10ドル
10ドル×90円=X円
X円=900円
900円
900円(今もっているお金)ー1,000円(証拠金)=-100円(差金)
損益=-100円
シミュレーション レバレッジ100倍
■【円→ドル】 レート:1ドル=100円 所持金1,000円
Xドル×100円=1,000円×100倍
100X=100,000円
X=1,000
1,000ドル
■【ドル→円】 レート:1ドル=90円 所持金1,000ドル
1,000ドル×90円=X円
X=90,000円
90,000円
90,000円(今もっているお金)-100,000円(証拠金)=ー10,000円
損益ー10,000円
もうお分かりのことと思いますが、実際には1,000円しかもっていないのにも関わらず、レバレッジをかけて取引をした結果、所持金を超えるー10,000円の差金が発生してしまいました。
当然、1,000円しかもっていませんので、9,000円足りません。
これは追加で入金=支払わなければなりませんので、借金ですね。
レバレッジとは、うまく利用すれば所持金以上にお金を増やすことができますが、うまくいかないと所持金以上にお金を減らすことになります。
次回、次々回の目次
次回
・FXを始めた理由
ー取引可能な時間が長い
ー少額資金からスタートできる
ー売りから入ることができる
・FXで負け続けた手法(前編)
ー5MAと25MAのゴールデンクロスを用いた手法
ーMACDとRSIを用いた逆張り手法
ー気絶投資法
次々回
・FXで負け続けた手法(後編)
ーダウ理論と水平線を用いた順張りライントレード
ーダウ理論とエリオット波動とグランビルの法則を用いた手法
・FXで少しだけ勝てた手法
ープライスアクションを用いた手法
ーエリオット波動、フィボナッチリトレースメント、フィボナッチエクスパンジョンを用いた手法
・FXを退場した手法
ーハイレバGOLD全力ベッティング
・FXが教えてくれたこと
終わりに
思い返すと気持ちが悪くなってくる経験なので、休みを入れつつ、少しずつ皆様にお伝えできればと思います。
巷では、「FXで勝つ」と謳われている手法は良く見ますが、「FXで負けた」手法はあまり聞きません。
それもそのはず、誰だって負けたことを赤裸々に報告なんてしたくありません。しかし、「負け」にこそ、「勝ち」へのヒントが隠されていると、私は思うのです。いや、そうであってほしい。
「勝ちに不思議の価値あり、負けに不思議の負けなし」ですね。ちなみに私は、野球部時代に野村ノートを何回も読み返しました。
FXはゼロサムゲームなので、私の「負け」は誰かの「勝ち」となります。
だからこそ、これから相場に挑む人には、私の「負け」を糧にしてもらいたいです。
私の屍を超えていけ!
それでは、明日もそこそこ頑張っていきましょう!
Constant dripping wears away the stone.
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