■要約■
・Amazon強し。Eコマース企業の生き残りは、Amazonとの差別化。商材で勝負するか、地域で勝負するか
・結論。EBIZのポートフォリオ組入は「見送り」
皆様、お疲れ様です。
私も、お疲れ様です。
ぼたん。です。
【EBIZ】期待のEコマースETF。全銘柄簡易一覧表の第4弾です。
今回でラストになります。最後までよろしくお願いいたします。
- 全銘柄簡易一覧表④(31位~41位) ※2020/08/14時点
- 構成比率31位:ROCKET INTERNET SE(ティッカー:RKET)
- 構成比率32位:LEXINFINTECH-ADR(ティッカー:LX)
- 構成比率33位:SHUTTERSTOCK INC(ティッカー:SSTK)
- 構成比率34位:JUMIA TECHNOLOGIES AG-ADR(ティッカー:JMIA)
- 構成比率35位:ANGI HOMESERVICES INC- A(ティッカー:ANGI)
- 構成比率36位:GROUPON INC(ティッカー:GRPN)
- 構成比率37位:LANDS’ END INC(ティッカー:LE)
- 構成比率38位:PETMED EXPRESS INC(ティッカー:PETS)
- 構成比率39位:CAFE24 CORP(ティッカー:042000)
- 構成比率40位:UXIN LTD – ADR(ティッカー:UXIN)
- 構成比率41位:OSTK 1.0204 PERP(ティッカー:OSTK)
- 総論
- 終わりに
全銘柄簡易一覧表④(31位~41位) ※2020/08/14時点
それでは、全組入銘柄の内、組入比率31位~41位を簡単にまとめていきます。
改めまして、まとめる内容は下記となります。
■まとめ内容
①企業概要
➡企業についての簡単な説明
②チャート
➡TradingViewの日足チャート
③【EBIZ】情報
➡各銘柄のEBIZにおける情報
④損益計算書
➡Investing.com掲載の損益計算書(QonQ、YonY)
⑤貸借対照表
➡Investing.com掲載の貸借対照表(QonQ、YonY)
⑥キャッシュフロー計算書
➡Investing.com掲載のキャッシュフロー計算書(QonQ、YonY)
また、全銘柄について「私自身が個別株として買いたいと思うかどうか」という視点で★をつけ、一言ずつコメントしたいと思います。こちらは、あくまで参考までにお楽しみいただければと思います。
■個別で買いたいレベル
★★★★★=積極的に買いたい
★★★★☆=買いたい
★★★☆☆=中立
★★☆☆☆=買いたくない
★☆☆☆☆=全く買いたくない
構成比率31位:ROCKET INTERNET SE(ティッカー:RKET)
■ぼたん。評価
★★☆☆☆
Eコマース企業へのVCのような会社。成功した企業を模範に、各種戦略やノウハウの伝授など。年々売上が増加していくタイプの企業ではないが、性質上キャッシュは豊富。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.81%
株価 :22.68(米ドル)
保有株数:26,098株
市場価格:591,803.28(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率32位:LEXINFINTECH-ADR(ティッカー:LX)
■ぼたん。評価
★★☆☆☆
中国深センに本社。現情勢下で貸し倒れリスクなどが存在するのか不明。2020年3月以前までは、株価に好意的な意見が多かったが、わからない株には触れないのが吉か。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.576%
株価 :8.43(米ドル)
保有株数:49,953株
市場価格:421,103.79(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率33位:SHUTTERSTOCK INC(ティッカー:SSTK)
■ぼたん。評価
★★★☆☆
社名の通り、事業が長く続くほどに資産である「画像」がストックされていくのが魅力。こういうビジネスは安定的かつ加速度的に伸びていくイメージ。とはいえ、思ったよりも営業利益率が低い。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.508%
株価 :48.03(米ドル)
保有株数:7,732株
市場価格:371,367.96(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率34位:JUMIA TECHNOLOGIES AG-ADR(ティッカー:JMIA)
■ぼたん。評価
★★★☆☆
アフリカのAmazonになると思うなら買い。なる前に外資が参入してきて負けてしまうと思うなら静観。個人的には、今の段階ではまだ買いたいとは思えない。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.479%
株価 :13.47(米ドル)
保有株数:25,994株
市場価格:350,139.18(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率35位:ANGI HOMESERVICES INC- A(ティッカー:ANGI)
■ぼたん。評価
★★★☆☆
家を持っている人と住宅改修のプロを繋ぐ。直近情勢下、米国ではホームデポが好調なように、外に出かけず家のリフォームなどが人気。2020年6月決算は売上増加、営利黒転。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.468%
株価 :13.13(米ドル)
保有株数:26,056株
市場価格:342,115.28(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率36位:GROUPON INC(ティッカー:GRPN)
■ぼたん。評価
★★☆☆☆
様々な商品をクーポン価格で販売するEコマース。年々売上が減少しているという事実に不安を覚える。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.369%
株価 :24.00(米ドル)
保有株数:11,230株
市場価格:269,463.85(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率37位:LANDS’ END INC(ティッカー:LE)
■ぼたん。評価
★★☆☆☆
日本でも事業展開。が、ネットで買うならZOZOの方が人気で、店舗まで行くならユニクロで買う。企業としての特色が問われる。他国では人気なのか?
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.362%
株価 :11.51(米ドル)
保有株数:22,971株
市場価格:264,396.21(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率38位:PETMED EXPRESS INC(ティッカー:PETS)
■ぼたん。評価
★★☆☆☆
直近情勢下、米国ではペットブーム。需要はしばらく続くとみられる。2020年6月期決算では売上大幅増加。ただし、事業における粗利率の低さが気になる。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.347%
株価 :32.54(米ドル)
保有株数:7,804株
市場価格:253,942.16(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率39位:CAFE24 CORP(ティッカー:042000)
■ぼたん。評価
★★☆☆☆
日本で最近話題のBASE的な会社。韓国、中国、台湾、フィリピンなど、主にアジア圏で越境ECを展開できる。面白いと思いつつ、この分野は競合が多すぎる。直にショッピファイで良いかと。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.322%
株価 :55.97(米ドル)
保有株数:4,204株
市場価格:235,300.49(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率40位:UXIN LTD – ADR(ティッカー:UXIN)
■ぼたん。評価
★☆☆☆☆
CF厳しめ。一部事業を58同城に売却。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.207%
株価 :1.20(米ドル)
保有株数:126,224株
市場価格:151,468.80(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
構成比率41位:OSTK 1.0204 PERP(ティッカー:OSTK)
■ぼたん。評価
★★★★☆
2018年よりブロックチェーン参入。2020年3月中頃は1株3ドル程度だったが爆上げ。8月19日には最高値128ドルを記録。
企業概要
チャート
【EBIZ】情報
保有比率:0.037%
株価 :73.50(米ドル)
保有株数:366株
市場価格:26,901.00(米ドル)
損益計算書
QonQ YonY
貸借対照表
QonQ YonY
キャッシュフロー計算書
QonQ YonY
総論
各銘柄に対して、個人的な評価を★☆☆☆☆~★★★★★の5段階でまとめましたので、最後に総計を記載したいと思います。
個人的評価 | 銘柄数 | EBIZ内比率 |
★★★★★=積極的に買いたい | 1銘柄 | 2.4% |
★★★★☆=買いたい | 8銘柄 | 19.5% |
★★★☆☆=中立 | 8銘柄 | 19.5% |
★★☆☆☆=買いたくない | 13銘柄 | 31.7% |
★☆☆☆☆=全く買いたくない | 11銘柄 | 26.9% |
41銘柄 | 100% |
こうしてみると、Eコマースだから目をつぶってえい!とは買いづらいですね。
調べてみると痛いほどよくわかるのが、「それ、Amazonで買えばよくない?」となる点です。
逆に、「それ、Amazonで売ってない」「この地域、Amazonサービスしてない」となる商材については、確かに業績が堅調でした。
特化ETFの中身を見れば見るほど、「Winner-take-all」ということが良くわかりました。
終わりに
ETFの中身を調べてみることで、出会うことがなかった企業のことを知ることができました。これがなによりも楽しかったです!
とはいえ、まとめている最中も見づらさを痛感したり、銘柄分析力の低さを感じました。
そしてなにより、、、これ、需要ありましたかね(´;ω;`)
誰かの役に立つことはできずとも、自分のためにはなりました。
血となり肉となり。日々前進していきたいと思います!
それでは、明日もそこそこ頑張っていきましょう。
Constant dripping wears away the stone.
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